研究課題/領域番号 |
16K16744
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
今井 紫緒 東京藝術大学, 大学院映像研究科, 研究員 (80626838)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 彫刻 / 3Dスキャニング / 3Dプリンター / モーションキャプチャー |
研究実績の概要 |
簡易的な3Dスキャナーを購入し、データ取得からどの程度作品データとして活用できるかを検証行った。 その他、ペンタブレットにて3Dモデリングの実践を試みた。 しかしながら、新型コロナウィルスの影響により研究計画を中断することを決断し令和3年度の再度延長行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
昨年度、延長申請を行い研究は最終年度であったが、新型コロナウィルスの影響の為に研究を遂行することは難しく更に令和3年度まで延長申請を行った為。
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今後の研究の推進方策 |
[今後の研究計画] 1)データ制作研究:特定の対象物の3Dスキャニングにより取得したデータの重層及び合成による新たな彫刻作品の作成。 2)データ加工:NC加工のほか、3Dプリント各種、またそれらを原型として真空注型や鋳造を行い制作研究を行う。 3)これまでの研究にて計測した動きによる軌跡の3次元データを2次元データに展開し平面作品を製作する。2次元データでの軌跡を2Dプロッターを使用し研究に取り組む。 3)研究成果報告のまとめ:以上3年間の研究工程と成果を新たな彫刻の制作方法としてまとめる。
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次年度使用額が生じた理由 |
昨年度、延長申請を行い研究計画最終年度であったが、新型コロナウィルスの影響により十分に研究を遂行する事は出来なかった為、令和3年度まで再延長を行った。 使用計画について、本研究にて取得した動きの軌跡の3次元データ数値を2Dへ変換し一本の動きをDrawing plotterで軌跡を動かし2D作品の制作を行う。その為、2D Plotter機器の導入費用とそれらに伴う人件費の謝金が発生する予定である。 その他、制作に関してNC加工、3Dプリンター出力の外注費が発生する予定である。
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