今年度はコロナウィルスによる延長期間として最終研究年度の延長を行い研究実施した。 実施した内容は以下になる。 1)「ArtecEVAハンディースキャナーの研究利用」 ArtecEVAハンディースキャナーを購入し、研究利用した。その一つとして研究協力者でもある彫刻家長田堅二郎の彫刻作品研究のデータ制作協力を行い、展覧会「記憶する家」2021年10月16日〜22日にて3Dスキャニングから制作を行い作品展示を行った。2)「3Dデータから2Dプロッター描画出力の実施」 2015年に実施したピアノの手の動きを計測したモーションキャプチャーデータから変換行った3Dデータをプロッターにて2D描画を実行する研究を行った。3Dデータから2Dデータへのデータの互換性の調整を行い、データ形式の違いをクリアできるよう調整した。また、プロッターでの使用する用紙についても通常はフィルム紙を使用していることから、アルシュ系用紙のテストを行い、用紙の質とプロッター描画で使用されるボールペンの圧力の強さと描画速度のテストも多くの回数行い、最終的に用紙の選定を決め、制作を行った。3)「3Dプリンターでの造形出力と出力造形物の検証」 3Dプリンターの購入から実践FDMタイプのデスクトップ型3Dプリンター「ANYCUBIC MEGA X」を購入し、組み立てから3Dプリントを行い、これまでの3Dデータの造形出力から検証を実施。
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