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2018 年度 研究成果報告書

『狭衣物語』現存写本の悉皆調査と新校本作成のための基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K16775
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 日本文学
研究機関筑紫女学園大学 (2018)
立命館大学 (2016-2017)

研究代表者

須藤 圭  筑紫女学園大学, 文学部, 准教授 (70706613)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード狭衣物語 / 諸本 / 古筆切 / 本文 / 異文 / 注釈 / 享受 / 源氏物語
研究成果の概要

本研究は、平安時代後期に成立した『狭衣物語』を対象とし、従来、十分な現存写本の考察が行われていなかった状況を打開するため、現存写本の網羅的な調査によって、研究環境の整備をはかり、『狭衣物語』研究のさらなる進展を目指したものである。
具体的には、各地に伝存する写本の調査をとおして、既存の本文系統論を再検討し、学界未紹介の写本・注釈書を発見することができた。また、『狭衣物語』研究の知見を活かして、新たな『源氏物語』研究のありかたを提示することもできた。

自由記述の分野

日本文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本文学史上、もっとも評価される文学のひとつとして『源氏物語』を挙げることができる。知名度はもちろんのこと、あらゆる面で、充実した研究がなされているといってよい。ところが、古来、『源氏物語』に並び評された『狭衣物語』は、いまだ一般に広く認知されているとはいいがたく、研究環境の整備も十分になされているとはいえない状況にある。
本研究は、『狭衣物語』の現存写本の実態解明をとおして、その研究をいっそうひらかれたものとし、物語文学史の解明に資することを目指したものである。

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公開日: 2020-03-30  

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