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2019 年度 実績報告書

英語教育における体系的・継続的な基本動詞の指導のあり方の研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K16880
研究機関玉川大学

研究代表者

森本 俊  玉川大学, 文学部, 准教授 (40755899)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード基本動詞 / 語彙指導 / 第二言語習得 / コア
研究実績の概要

昨年度に本研究プロジェクトの最終報告書の完成に至らなかったため,1年間延長した本年度はその作成に取り組んだ。英語教育における体系的・継続的な基本動詞の指導をテーマとした本プロジェクトでは,基本動詞の指導に関する現状把握,日本人英語学習者による基本動詞の習得研究,基本動詞力を身に付けるためのエクササイズの考案という3つの柱から構成されており,最終報告書では各項目で得られた研究成果をまとめた。最終報告書の内容を要約すると,現在の英語教育において基本動詞の重要性は広く認識されているものの,限られた授業時間や指導法,教材といった種々の問題があるため,体系的・継続的な指導には至っていないことが明らかになった。習得面についても,多くの日本人学習者は「break = 壊す」といった母語訳との一対一の関係の中で基本動詞を理解している傾向が強く,基本動詞を使い分けつつ,使い切る力を十分身に付けているとは言い難い現状が浮き彫りとなった。エクササイズ論については,書籍等を通して具体的なものを広く公開してきたので,今後現場の先生方に学習者の基本語力育成に向けてご活用いただきたい。現場からのフィードバックを踏まえ,エクササイズの内容や形式の改善や,新たなエクササイズのあり方の探究にも繋がるはずである。
尚,2020年3月に「英語教育における基本語力の育成-意味論・習得論・エクササイズ論-」と題する,本プロジェクトを総括する内容の学会発表を予定していたが,新型コロナウィルス感染症拡大のため学会が中止となった。

備考

報告書の分量は256頁。Web上で公開していないため,閲覧希望者にはメールを通して送付する(morimoto@lit.tamagawa.ac.jp)。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 英語教育における体系的・継続的な基本動詞のあり方の研究 報告書

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公開日: 2021-01-27  

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