| 研究課題/領域番号 |
16K17005
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| 研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
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研究代表者 |
川久保 寛 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (90706764)
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| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| キーワード | 社会法学 / 社会保障法 / 介護保険法 / ドイツ / 高齢者法 |
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| 研究実績の概要 |
おおむね、研究計画通り実施できた。
まず、学外の研究会に積極的に参加し、都合7回、研究報告を行った。所属している研究会（東京社会保障法研究会、東京社会保障判例検討会）を中心に報告をし、そのうち3つの報告は2017年度以降に論文の公表を行う予定である。
なお、共同研究者となっている2つの科研研究会（世界の病院研究会、高齢者法研究会）でも研究報告を2回行い、自らの研究を進めつつ、他の研究者から新たな知見を獲得することができた（12月9日、12月11日）。
また、予定通りドイツ調査を実施した（8月21日から8月29日まで）。ドイツ介護保険制度の実態把握を行い、介護保険の保険者（AOKnordost ベルリン)職員から聞き取りを行うことができた。なお、2017年度もドイツ調査を予定している。
そして、2つの論文公表を行うことができた。そのうち1つは学会誌（社会保障法）の判例回顧であり、2015年刊行の判例・裁判例について網羅的に検討を行った。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究初年度であり研究費の執行が遅れ気味になったが、学内研究費や書籍を活用し、継続的な研究に務めた。
また、予定通りドイツ調査を実施することができ、次年度以降のドイツ調査につなげることができた。
そして、文献調査を引き続き行い、刊行がなされた文献を積極的に読み進め、新たな知見の獲得に努めた。
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| 今後の研究の推進方策 |
ひきつづき、次年度も研究会での報告、ドイツ調査を実施し、研究を行う。
とりわけ、ドイツ調査ではドイツの社会福祉制度を調査・研究する研究会に所属することができたことから、多角的な検討を進める。
また、所属する学会で学会報告（シンポジウム）を行う見込みがたったことから、自らの研究（介護サービスの質の確保と行政の役割）と当該研究（ドイツ高齢者法）を融合させるべく、定期的な研究会報告を通じて、着実な研究の遂行に努める。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
3年計画の研究初年度であること、ならびに研究費の交付が7月となり研究費執行がやや遅れたため。
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| 次年度使用額の使用計画 |
研究計画では、次年度も遠方（北海道、熊本等）の研究会に出席する見込みであり、またドイツ調査を行う予定となっていることから、旅費の支出が高額になると思われる。そしてひきつづき文献の購入・分析を行う見込みであり、物品費の支出も見込まれる。
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