おおむね、研究計画通り実施できた。 昨年度と同様に学外の研究会に参加し、積極的に報告を行った。所属している研究会(東京社会保障法研究会、東京社会保障判例検討会)だけではなく、2019年度に日本社会保障法学会シンポジウムで報告を行うことからその準備会としての研究会(高齢者法研究会)でも報告を行った。また、比較法学会シンポジウムで報告を行った。報告は論文として学会誌で公表された。都合6本の論文を公表できた。 共同研究者となっている2つの研究会(世界の病院研究会、高齢者法研究会)にも参加した。さらに、ドイツの社会保障制度を調査する研究グループ(日独社会保障研究会)にも参加し、予定通りドイツ調査を実施した。ドイツ介護保険制度の実態把握のため、介護保険保険者職員から聞き取りを行うことができた。 研究期間全体を通じて、研究計画通りの実施を行うことができた。毎年度ドイツ調査を行い、ドイツ介護保険制度について介護保険保険者・介護支援拠点から聞き取りを行うことで実態の把握ができた。また、毎年度研究報告・論文公表を行い、期間中に学会報告も行うことができた。本研究は今後の研究にもつなげることができ、また本研究の成果による別の学会報告も予定されている。
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