研究実績の概要 |
29年度には、2000年から過去15年間の日本の戦略研究知識エリート層(strategic elites)の対中認知を分類・レビューし、日本の対中政策との関連性を重点的に追跡した。日本の専門家・実務家への直接の聞き取り調査を行った。実証研究のため、 9月に、北京大学国際関係学院を拠点に集中的に滞在し、本研究の事例研究の重要な関係者に集中的に聞き取り調査を行った。また、同大学は米国の専門家、実務家なども頻繁に訪れており、滞在中には面談、聞き取り調査も行った。 本研究の中間成果を積極的に日本、中国、東南アジアの大学、研究機関で発表を行い、重要なフィードバックをもらった。中国では、北京大学、中国人民大学、復旦大学、北京外国語大学、社会科学院、蘭州大学、厦門大学などで発表した。日本では、カーネギー国際平和財団(Carnegie Endowment for International Peace)と一橋大学共催の国際会議、国際政治学会、アジア政経学会などで発表した。東南アジアでは、ミャンマー外務省のミャンマー戦略国際問題研究所、NUSなどで発表をした。また、研究代表者は日中の専門家を招聘し、新潟大学で国際ワークショップを開催した。 また、本研究と関連する学術論文を投稿した。「中国の国際関係における戦略認知と対日政策との関連性」、『中国研究月報』、2018年6月掲載予定〉。“The New Normal in Sino-Japanese Relations: Assessing Abe’s Domestic Political Resources and Their Implications for Bilateral Ties,” East Asia Policy, July-September 2017, pp.30-37.
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