現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
「研究実績の概要」で述べた4点の研究成果は、それぞれ別の論文にまとめた。第一に、「失われた10年」の民間企業設備投資に関する論文は、Kaiji Motegi and Akira Sadahiro (2018). Sluggish Private Investment in Japan's Lost Decade: Mixed Frequency Vector Autoregression Approach, North American Journal of Economics and Finance, vol. 43, pp. 118-128 に掲載された。 第二に、グランジャー因果性検定とその一般化に関する論文は、海外学術雑誌においてrevise and resubmitを済ませ、現在審査結果を待っている段階である。 第三に、新たなホワイトノイズ検定を提案した論文は、海外学術雑誌においてrevise and resubmit を行っている最中である。 第四に、ホワイトノイズ検定を株式市場に応用した論文は、海外学術雑誌においてreject and resubmitを済ませ、現在審査結果を待っている段階である。また、本論文の研究成果は、50th Anniversary Seminar, Department of Statistics and Actuarial Science, University of Hong Kongなど、多数の国内外の学会・セミナーにおいて報告した。 以上のとおり、いずれのプロジェクトについても、海外学術雑誌への掲載・投稿が順調に進んでいる。
|