研究課題/領域番号 |
16K17183
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
古川 千歳 愛知大学, 経営学部, 准教授 (40632857)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 中小企業 / 海外展開 / ネットワーク / 情報共有 |
研究実績の概要 |
本研究の目的として2つ設定している。まず、1つ目の目的は、小規模企業の海外展開における地域連携プロジェクトをプロジェクトマネジメントと組織行動論の観点から明らかにすることにある。2つの目的は、地域連携プロジェクトの組織間関係構築プロセスを実態調査の結果から体系化し、フレームワークとして提示することにある。 上記の目的に沿って、既にデータ収集が終わっている。しかし、データ収集後の分析や考察が難航し、フレームワークを構築することが困難となった。現在は、国際学会で本研究の報告をした際に受けたアドバイスやコメントを基に、先行研究レビューを再度行いながら諸概念を整理している状況にある。また、2020年度に本研究に専念する予定であったが、新型コロナウィルス感染症の影響などから、本研究に対して時間を割けない状況が続いた。 今後の計画では、先行研究レビューを行った後、研究で着目する概念の定義を見直し、再度データ分析を行う計画を立てている。着目する概念として「学習」や「実践コミュニティ」などを考えており、これらの概念整理をしている最中にある。この概念整理の目途が立ち次第、論文を執筆する予定にしている。この論文はディスカッションペーパーとして投稿する予定にしている。 その後、本研究のデータ分析を再度行う予定である。本研究のデータ分析が終了したのちに、研究の成果を論文としてまとめ、大学の紀要や国内外の学術雑誌に投稿する計画を立てている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い研究に時間が割けず、遅れが出ている状況である。また先行研究レビューに予定よりも時間がかかっている。
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今後の研究の推進方策 |
先行研究レビューを再度行い、研究で着目する概念の整理している。その後、論文を執筆し、再度データ分析を行う計画を立てている。データ分析が終わり次第、論文を執筆する予定にしている。
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次年度使用額が生じた理由 |
次年度使用額が生じた理由として、論文の執筆が遅れ英語校正費用が発生していないこと、また、新型コロナウィルス感染症の影響から国際学会へ参加する渡航費が発生していないことなどが挙げられる。今後の使用計画として、論文の英語校正費用や国際学会オンライン参加費用を予定している。
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