なぜ監査人は、特にそれがプロフェッショナルのイメージや広範な社会的評判に重要な影響を持つと知っていながら、不正について報告することをためらうのか。本研究では、日本の公認会計士の告発動機、特にその知覚された組織からの支援がその動機に及ぼす影響について調査した。 結果は、以下のことを示している。(1)日本の公認会計士は、不正を報告するとき、外部的な告発よりも、内部的な告発を選択する傾向にある。(2)日本の公認会計士の中では、知覚された組織からの支援の効果は、外部的な告発の場合よりも、内部的な告発の場合に、ポジティブに高い。
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