「認知症にやさしいまちづくり」の評価指標として、先進的なモデル地域の取組の分析や、市民参加型ワークショップの実施を通じて、地域に根ざしたボトムアップ型アプローチによる「5段階方式」と「ビジョン方式」の2つのタイプのアウトプットを評価の枠組みとする手法を開発し、複数のモデル地域版を作成することができた。実際に地域で活躍するキーパーソンへのヒアリングや、縦断的なフォローアップのワークショップの実施等を通じて、評価指標の有用性も確認された。 さまざまな地域や領域において横展開を行うための知見も得ることができたことから、今後も引き続き「認知症にやさしいまちづくり」の評価指標の改善と開発に取り組む。
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