研究実績の概要 |
当該年度は育児休暇取得のため研究成果は少なかった。 自閉スペクトラム症(ASD)のある成人のウェルビーイングに影響する社会的環境的因子を測定することを目的とする本研究の一環として、国内外の文献レビューを再度実施した。QOLを測定した研究は、職業評価に関する研究(Katz N et al.,2015)、(Gal E., et al 2015)、WHOQOL-BREFを用いた研究(Mason et al.,2018)、(Fitzpatrick et al.,2017)、(Moss et al.,2017)、(Hong J et al.,2016)、(Saldana et al.,2009)、ASDに即したQOL質問紙の開発に関する研究(McDonachie et al., 2018)があり、一般成人を対象とした研究では、自閉的特性の強さとコーピング、QOLの関係の強さを測定したもの(Pisula et al.,2015)などがあった。これらは示唆に富むものであり、次年度に批判的レビューを行う準備ができた。
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