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2019 年度 実績報告書

ウェルビーイング療法による生活機能回復:残遺症状を呈する感情障害患者への臨床試験

研究課題

研究課題/領域番号 16K17352
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

竹林 由武  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (00747537)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードウェルビーイング療法
研究実績の概要

本研究の目的は、専門治療後に残遺症状を呈するうつ病、不安症患者に対するウェルビーイング療法のマニュアルを整備し、その実施可能性と有効性を検討すること、ウェルビーイング療法の有効性を評価するためのアウトカムを開発することであった。本年度は、前年度に作成されたウェルビーイング療法の実施マニュアル等を用いて、ウェルビーイング療法とその研究の国内での発展を啓発するために、ワークショップを開催した。また、ウェルビーイング療法を適用した症例報告を日本不安症学会にて実施することを予定していたがCOVID-19の影響となり延期となった。その報告症例では、強迫症の患者にウェルビーイング療法を適用し、治療開始後に社会機能に大幅な改善が示され数ヶ月後にも改善が維持されていたことを報告した。本研究を通じて、ウェルビーイング療法の本邦での提供体制が整備された。しかしながら、計画進行の遅延等によって、有効性の検討を十分に実施することができなかった。今後、有効性検討のための臨床試験を継続していく。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ウェルビーイング療法:症状改善の先のアウトカムセレクションの最適化2020

    • 著者名/発表者名
      竹林由武
    • 学会等名
      日本心理学会第83回大会

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公開日: 2021-01-27  

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