研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,ピア・リーダー経験のある卒業生を対象としてインタビュー調査を実施し,大学教育カリキュラムの成果を示している点において,大学教育の充実に資するという社会的な意義を持つ。また,これまではピア・サポート活動そのものをキャリア教育として行っている実践研究,ピア・サポートを受けた学生やサポートした学生のキャリア形成に関する実践研究等は行われてきたが,卒業後5年以上を経過した卒業生を対象として,そのキャリア形成への影響をどう感じているのかについて調査した研究は独自性があり,今後ピア・サポート活動を大学教育においてどのように位置づけるのかという視点を提供したという意味で、学術的意義がある。
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