研究課題
若手研究(B)
高電圧且つ大電流のパワーデバイスにおいては、転位の存在がデバイス性能の低下や短寿命化の要因となる。新規パワー半導体材料Ga2O3の転位を低減するために必要な転位検出・分類技術を確立することを目的とした。本研究は、Ga2O3単結晶の結晶性を多面的に評価した上で、種々の転位を短時間で簡易且つ正確に検出・分類できる化学的エッチング手法を確立した。更に、X線回折技術や電子顕微鏡観察により、上記エッチング転位検出法の正しさを証明した。
材料工学 半導体材料欠陥評価