研究課題
最終年度は量子曲線のVoros係数に起こるStokes現象を解析し、それとBPS構造との関係を見出した。より具体的に、超幾何微分方程式およびその合流方程式に対し、そのVoros係数に対するStokes自己同型が、古典極限から定まるBPS構造におけるBPS自己同型と一致することを示した。この結果に関する一部はすでに arXiv にプレプリントを掲載済みで、残りの部分の結果に関する論文を現在執筆中である。
すべて 2021 2020
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件、 招待講演 4件)
Communications in Mathematical Physics
巻: 未定 ページ: 未定
10.1007/s00220-021-03953-y
巻: 377 ページ: 1047~1098
10.1007/s00220-020-03769-2