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2017 年度 研究成果報告書

高発光量ヨウ化物シンチレータによる宇宙暗黒物質探索のための基礎研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K17700
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関筑波大学 (2017)
大阪大学 (2016)

研究代表者

飯田 崇史  筑波大学, 数理物質系, 助教 (40722905)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード無機シンチレータ / 暗黒物質探索 / 二重ベータ崩壊探索 / 地下素粒子実験
研究成果の概要

本研究ではヨウ化カルシウム(CaI2)を用いて、暗黒物質探索を行うことが可能な新しい高感度シンチレータを開発し、その性能と将来性を評価した。石英封止型ブリッジマン法を用いて、CaI2結晶を作成し、NaI(Tl)の2.7倍に当たる107,000光子/MeVという大発光量を達成した。一方で強い劈開性により加工が難しかったため、Iの一部をBrで置き換えたCa(Br,I)2シンチレータも作成した。その結果、こちらも95,400光子/MeVとなり、暗黒物質探索に必要な大発光量を達成することに成功した。

自由記述の分野

素粒子実験

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公開日: 2019-03-29  

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