• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

高磁場用超伝導マグネット応用に向けた鉄系超伝導体線材の技術開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K17745
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 物性Ⅱ
研究機関東京大学

研究代表者

卞 舜生  東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (40595972)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード超伝導線材 / 臨界電流密度 / 鉄系超伝導体 / 多結晶合成 / HIP法 / PIT法
研究成果の概要

2008年に日本で発見された鉄系超伝導体は高い臨界温度、臨界磁場、臨界電流密度を有するため、超伝導線材化と将来の高磁場応用が期待されている。我々は鉄系超伝導体の多結晶の合成方法、超伝導線材の作製方法を改善した。その結果、得られた超伝導丸線は10 Tの高磁場下で38 kA/cm^2もの高い臨界電流密度を示した。この値は鉄系超伝導体の丸線としては現在世界最高記録である。さらに作製方法による超伝導特性への影響を評価することにより、今後の臨界電流密度記録向上の重要な指針を与えた。

自由記述の分野

物性物理

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi