研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、室温付近から広い温度範囲でネマチック相を示す単一成分のダイマー型イオン性液晶を合成し、次に高いねじり力を持つイオン性キラルアゾベンゼンドーパントを合成した。最終的にこの新しいドーパントをダイマー型イオン性液晶を含む様々なホスト液晶にドープし、得られたイオン性コレステリック液晶材料のらせん構造を光照射または電場によりスイッチングできた。すなわち、光や電場に応じて反射波長や反射光の強度を可逆的に制御できる新規イオン性コレステリック液晶の開発に成功した。
有機光電材料