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2017 年度 研究成果報告書

イオン液体を触媒とした新しい環境低負荷型リビング重合系の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 16K17911
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 高分子化学
研究機関北陸先端科学技術大学院大学 (2017)
金沢大学 (2016)

研究代表者

高田 健司  北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 特任助教 (10772171)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードリビング重合 / 有機分子触媒 / イオン液体 / セルロース
研究成果の概要

触媒機能を有するといわれている、1-エチル-3-メチルイミダゾリウム系イオン液体を触媒としてメタクリル酸メチルの重合を行い高分子量のポリマーを得た。触媒にアニオン種の異なるイオン液体を使用したが重合性を示したものはアセテートアニオンを有したイオン液体のみであった。イオン液体の触媒機能を利用してセルロースの修飾反応を検討したところ、非常に高効率にエステル化が進行した。さらに反応後の溶液からイオン液体を分離(リサイクル)し、もう一度同様の反応を行ったところ、リサイクル前と同等の反応性を示した。このことから本研究は環境低負荷な手法であり、かつ天然由来の材料を合成できる新たな反応系となるといえる。

自由記述の分野

高分子化学

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公開日: 2019-03-29  

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