Cu0.8Ag0.2GaS2光カソードをAgおよびZnSで共修飾することで,H2OおよびCO2の還元活性が飛躍的に向上することを見いだした.また,金属硫化物光触媒粒子と電極基板との間を導電性有機ポリマーでネッキングすることは,金属硫化物光カソードの電極性能の向上に効果的であった.本研究で開発した金属硫化物光カソードをCoO修飾BiVO4光アノードと組み合わせることで,疑似太陽光照射下での水中におけるH2OとCO2の還元による合成ガス生成に活性な人工光合成型光電極システムを開発することに成功した.
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