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2018 年度 研究成果報告書

高反応性超分子架橋剤を用いたロタキサン架橋高分子の高効率合成と機能創出

研究課題

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研究課題/領域番号 16K17955
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 高分子・繊維材料
研究機関国立研究開発法人理化学研究所 (2018)
東京工業大学 (2016-2017)

研究代表者

曽川 洋光  国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 研究員 (90709297)

研究協力者 高田 十志和  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードロタキサン / 架橋高分子 / ニトリル-N-オキシド / ビニルポリマー / セグメント化ポリウレタン / シクロデキストリン / 解架橋
研究成果の概要

本研究では汎用高分子に可動型架橋点構造を簡便且つ効率的に組み込むこと手法を確立し、既存高分子に強靱性・伸張性を付与した新素材を創出することを目指した。高反応性官能基としてビニル基やニトリル-N-オキシド基を組み込んだロタキサン型架橋剤を設計し、これを共重合および後架橋反応に用いることで、強靱性が増した汎用高分子を効率的に得た。また物理架橋点を形成するセグメント化ポリウレタン中においても、高い可動性を有するロタキサン構造を導入することで強靱化が達成できることを明らかとした。

自由記述の分野

高分子化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は従来まではマトリックスポリマーに制限のあったロタキサン架橋高分子のデザイン性を大きく広げるものである。またロタキサンの特徴的な動的特性を活用した分解性架橋高分子の合成や触媒や溶媒を用いない架橋体合成にも成功していることから、サステイナブルな高強度スマートマテリアルの創成に繋がるものである。

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公開日: 2020-03-30  

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