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2017 年度 研究成果報告書

中空コアを有する星型高分子錯体の三次元的集積化による物質分離/変換メンブレン

研究課題

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研究課題/領域番号 16K17959
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 高分子・繊維材料
研究機関京都大学

研究代表者

細野 暢彦  京都大学, 物質-細胞統合システム拠点, 特定助教 (00612160)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード高分子材料 / メンブレン / 錯体化学 / 多孔性材料 / ガス分離膜
研究成果の概要

本課題では生体の細胞膜にヒントを得て物質を選択的に透過させるチャネルを模倣した中空コアを有する高分子(高分子MOP)を合成し、それらを集積化させることで高機能メンブレンの開発することを目的とした。内部にナノ空間を有する籠状化合物である有機金属多面体(MOP)をチャネルとして起用し、MOPから高分子を重合させる手法を開発することで高分子MOPの合成に成功した。高分子MOPは溶液キャスト法により均質なメンブレンを与え、そのメンブレンは良好な二酸化炭素分離性能を発現することがわかった。また、チャネル内での触媒反応の可能性についても検討し、物質分離変換メンブレン創製へ繋がる糸口をつかむ事ができた。

自由記述の分野

高分子材料化学

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公開日: 2019-03-29  

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