水の作用に伴うアスファルトコンクリートの微細構造の変化の評価が可能となったことにより、水による劣化機構に立脚した評価方法で、かつ、空港の既設舗装の補修要否の判断に活用できる可能性のある評価方法を開発できた。限られた大きさのサンプルしか得られないような空港の既設舗装においては、力学量による評価が困難なことがあり,本方法は有用な方法と考えられる。 また、今後既設舗装の水による劣化状況を、本研究で検討した方法に基づき調査することにより、アスコンの材料設計の高精度化に寄与できる.これにより空港アスファルト舗装の効果的な長寿命化につながる。
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