研究課題
若手研究(B)
バイオ燃料電池の小型化にともない限定される電極上の空間の効率的な利用を目指し,酵素電極への微小構造の付与を行った。酵素固定化担体には電解重合により作製したポリチオフェン誘導体膜を用いた。膜の作製条件の検討により,ナノ繊維から形成された粒状構造やサブミクロンサイズの絨毛状構造,ナノ繊維の網目状構造の作製に成功した。ナノ構造の付与による表面積の拡大およびマイクロ構造が担う反応物質の効率的な拡散が酵素触媒電流の増大には重要であった。
生物電気化学