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2017 年度 研究成果報告書

面心立方晶固溶体バルクナノメタルの強化機構とそれに及ぼす積層欠陥エネルギーの影響

研究課題

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研究課題/領域番号 16K18259
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 構造・機能材料
研究機関金沢大学

研究代表者

國峯 崇裕  金沢大学, 機械工学系, 助教 (90612705)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードバルクナノメタル / 超微細結晶粒 / 加工組織 / 積層欠陥エネルギー / 面心立方晶 / 固溶体合金 / 銅合金 / 高強度化
研究成果の概要

本研究ではZn,Si,Ni等の様々な固溶原子を固溶限近傍までCuに添加し,巨大ひずみ加工を行った際の力学的性質と組織の変化を,固溶原子濃度や価電子濃度,そして積層欠陥エネルギー(SFE)等の因子に着目しながら系統的に調査した.ナノ組織Cu-Zn,Cu-Si合金の場合,強度の上昇は主としてSFEによって支配されることが明らかになった.一方,固溶原子の添加によってSFEの変化が生じないナノ組織Cu-Ni合金における強化は,転位のピン止め効果による巨大ひずみ加工中の回復の抑制に起因するものであると結論付けられた.

自由記述の分野

材料科学,材料工学,金属物理学

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公開日: 2019-03-29  

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