研究課題
若手研究(B)
表面化学的アプローチを用いて、メソポーラスシリカ内に銅-ジルコニウム複合酸化物を調製した。メソポーラスシリカ担持ジルコニアを低温焼成(400度)によって得ることで、非晶質ジルコニアのみをメソポーラスシリカ内に析出できることを見出した。また、この粉末に硝酸銅水溶液を含浸させることで、「銅種」を「メソポーラスシリカ担持ジルコニアの非晶質ジルコニア上」に選択的に析出させることに成功した。非晶質ジルコニア上に存在する水酸基と銅前駆体が反応したと示唆される。
触媒調製