単眼カメラで海面を撮影した映像データから画像処理で波高を計測することを目標とし、小型船舶に前方の映像データと運動データを同時に取得する仕組みを構築し、30時間程度のデータを収集した。また、映像データを深層学習の入力とし、運動データから抽出したパワースペクトルの学習を繰り返した。 本来は波高が計測されている海域でデータを収集し、映像から抽出した波高と比較する予定であったが、計画立案当初存在した野島崎の波高計が撤去されたため、IMUで得た小型船舶の運動スペクトルとの関係を深層学習を用いて抽出することとした。現在のところ、深層学習がうまくいっておらず、その原因を追及している。
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