本研究では,流力弾性を考慮したスラミング現象解析のための流体-構造連成解析手法の開発,特に1)封入空気の挙動の精緻なモデル化のための粒子法の高度化,2)流体-構造非線形高精度連成モデルの構築を主目的とした.1)では,高精度化手法Optimized Particle Shiftingを開発し,既往の密度平均に代わる手法として混相流解析へと援用した.本成果はそれぞれJournal of Computational Physicsに掲載,第12回SPHERICにて発表した.2)では,激流を伴う完全ラグランジュ型構造非線形解析手法の開発に取り組んだ.4編の学術誌にて開発した各種連成解析手法を発表した.
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