研究課題/領域番号 |
16K18506
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
田辺 幹雄 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 特任准教授 (00716871)
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研究協力者 |
STEINAM Claudia Georg-August-University Göttingen, Göttingen Graduate School for Neurosciences
Ulrich Zachariae University of Dundee, School of Life
Bahrmann Elmar Max plunck Society, Research Cenger Caesar
Paola Massari Tufts University, School of Medicine
Paola Stefanelli Istituto Superiore Di Sanità Department of Infectious, Parasitic&Immuno-Mediated Diseases
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 外膜タンパク質 / ヒト異物認識受容体 / X線結晶構造 / 感染症 / 薬剤耐性 |
研究成果の概要 |
グラム陰性菌の外膜に存在するポリンはβバレル状構造のタンパク質で、細菌の生命活動に必須な基質を輸送だけでなく、ヒト異物認識受容体Toll-like受容体(TLR)を介し免疫誘導にも重要な役割を果たす。本研究は生化学の手法を用いて、1)TLRによるポリンの認識機構と2)ポリン自身の菌体での役割の解明を目指した。 1)については髄膜炎菌由来のポリンとTLR2をそれぞれ精製し、その複合体を分離精製し解析を行った。 2)に関しては髄膜炎菌ポリンの構造解析、電気生理学や分子動力学のシュミレーションを行い、βラクタム系抗生物質の基質輸送機構を明らかにした。
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自由記述の分野 |
生化学
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