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2017 年度 研究成果報告書

エンハンサーの共有と遮蔽を支える染色体ダイナミクス

研究課題

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研究課題/領域番号 16K18589
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 遺伝・染色体動態
研究機関国立遺伝学研究所

研究代表者

天野 孝紀  国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 特任研究員 (20419849)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード遺伝子発現 / エンハンサー / マウス / 染色体動態 / ゲノム
研究成果の概要

ゲノムは、エンハンサーとプロモーターが密に相互作用するTADという小区画を形成し、遺伝子発現を組織化している。本研究は、Shh遺伝子が存在するTADをモデルとし、エンハンサーが対象遺伝子と適切に相互作用するメカニズムを明らかにする目的で行った。
Shhと同じTADに含まれるLmbr1遺伝子のプロモーター周辺60 kbを欠失させたところ、そのノックアウトマウスは指の形態異常を示した。このマウスでは、Shhの発現低下と周辺の別遺伝子であるMnx1の発現上昇が同時に起きており、この欠失領域がTADの組織化に関与し、近隣遺伝子の発現を正にも負にも制御する新規シス因子を含むことが明らかになった。

自由記述の分野

遺伝発生学

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公開日: 2019-03-29  

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