研究成果の概要 |
本研究は、青壮年期の女性(エストロゲン充分)や更年期以降の女性(エストロゲン欠乏)の皮膚におけるVC不足, VE不足, 2重(同時)不足が紫外線による皮膚の黒化やシワの形成(光老化)に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。ビタミンCを体内で合成できないSMP30ノックアウト(KO)マウスと、エストロゲンを合成できないAromatase(Ar)-KOマウス、ヘアレスマウスを掛け合わせて、SMP30/Arダブルノックアウト(DKO)ヘアレスマウスを作出した。しかし、繁殖成績が悪く、実験に必要な匹数が得られなかった。今後は、SMP30-KOヘアレスマウスの卵巣摘出モデルに切り換えるべきである。
|