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2017 年度 研究成果報告書

アスナロ属2変種の太平洋側・日本海側地域への適応分化をもたらした機能遺伝子の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 16K18723
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 森林科学
研究機関国立研究開発法人森林研究・整備機構 (2017)
秋田県立大学 (2016)

研究代表者

稲永 路子  国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所林木育種センター, 研究員 (30757951)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードアスナロ属 / 局所適応 / トランスクリプトーム解析 / RNA-seq / 低温順化 / クロロフィル蛍光
研究成果の概要

アスナロ属は日本の固有属で、太平洋側を中心に分布するアスナロと、主に日本海側に分布するヒノキアスナロの2変種で構成される。両種は気候に対する局所適応のため遺伝的に分化している可能性があることから、トランスクリプトーム解析により、変種間で分化している遺伝子の探索を試みた。1月上旬に採取した葉試料を解析したところ、ヒノキアスナロでは耐病・耐ストレス関連遺伝子の特異的な発現が見られた。一方アスナロでは花成や開花調節に関連する遺伝子の発現量が高かった。このことから、アスナロ属は変種間で気候に対する応答性が異なる可能性が示唆された。

自由記述の分野

森林遺伝学

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公開日: 2019-03-29  

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