研究実績の概要 |
平成28年度における研究は、(1)関連する文献のレビュー、(2)現地調査によるデータ収集、(3)学会等での研究発表を中心に行った。 (1)文献調査:日本国内の農村起業やグリーンツーリズムにかかわる事例を中心に政策レビューおよび先行研究のレビューを行った。それをもとに(2)現地調査や(3)研究発表を行った。 (2)現地調査:研究課題に関する関係者へのキーインフォーマント・インタビューおよび基礎情報の収集を行った。平成28年8月19日、仙北市農山村体験デザイン室にて仙北市のグリーンツーリズムの取り組み概況について担当者へのインタビューおよび情報収集を行った。また平成29年1月から2月にかけて、仙北市西木町の農家民宿7軒を対象にライフストーリーの採録を行った。 (3)研究発表:上記調査をもとに秋田県のグリーンツーリズムに関する研究発表をCongress of the International Society of Ethnobiology(ウガンダ)および持続可能な農業・農村を考えるセミナー(秋田市)でおこなった。発表内容は以下の通りである。 Ayumi Sugimoto, “Rural Women Food Entrepreneurs: Traditional Skills, New Fulfillment” in the 15th Congress of the International Society of Ethnobiology (ISE), Kampala, Republic of Uganda, August 1 -7 2016 椙本歩美、「米、作らなくていい日本になるなんて、思わなかった-農家民宿経営者の個人史」、第4回持続可能な農業・農村を考えるセミナー:個人史が語る秋田の農山村:捕鯨出稼ぎからグリーン・ツーリズムまで、カレッジプラザ、秋田市、2017年3月3日
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