本課題では、ウズラの成長に関わる遺伝子座の探索を目的として、体重に大きな差異のある2つの系統を親世代とした資源家系の造成、資源家系の3世代にわたる個体毎の成長形質(体重ならびに脚長)の測定、RADシーケンシングによるSNPマーカーの探索を実施した。その結果、親世代とした2系統の間で遺伝子マッピングに使用できるゲノムワイドなSNPマーカーを多数(約42,000)開発することができた。これらのSNPマーカーは、今後ウズラの成長に関与する遺伝子座を明らかにする上で、有効なツールになり得ると考えられる。
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