研究課題
若手研究(B)
これまでの検討から我々は、エピジェネティクスの変動による背側縫線核の興奮制御異常が環境要因による精神疾患の発症/病態に関与する可能性を想定している。本研究では、社会的敗北ストレス負荷マウスの背側縫線核におけるGABA/5-HT神経系関連遺伝子の発現変動やエピジェネティクス変動と、大脳皮質前頭前野における5-HT神経系の機能変調を明らかにした。これら異常が精神機能異常に関与する可能性が考えられる。
神経精神薬理