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2017 年度 研究成果報告書

表面プラズモン共鳴(SPR)法による医薬品と飲食物成分間の相互作用解析

研究課題

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研究課題/領域番号 16K18970
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 医療系薬学
研究機関武庫川女子大学

研究代表者

原口 珠実  武庫川女子大学, 薬学部, 助教 (10550741)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードSPR / bitter / taste
研究成果の概要

クロロゲン酸(CGA)は、フルーツ、コーヒー等の成分であり、薬物の苦味マスキング物質として用いる場合の安全性の確保が容易であると考えられる。そこで、味覚センサを用いてCGAによる各種薬物の苦味抑制効果を評価し、SPRによりCGAと薬物間の相互作用を評価した。塩基性薬物は酸性薬物と比較してCGAとの結合速度定数kaが大きかった。CGAによる各薬物の味覚センサ応答の抑制率とCGAと薬物のkaの間には有意な相関が認められた。以上より、CGAによる薬物の苦味抑制にはCGAと薬物の相互作用が関与することが示唆された。CGAはとくに塩基性薬物の苦味マスキング剤として有用であると考えられる。

自由記述の分野

医療薬学

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公開日: 2019-03-29  

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