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2017 年度 研究成果報告書

Beneficial role of plasmalogens in the brain which are reduced by ageing, stress and neuroinflammation

研究課題

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研究課題/領域番号 16K19007
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
研究機関九州大学

研究代表者

Hossain Shamim  九州大学, 医学研究院, 准教授 (40647707)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードPlasmalogens / glial activation / neurotrophic factor / memory / Hippocampus
研究成果の概要

二年間の研究の中で、プラズマローゲンによりBDNFとTrkBシグナルが活性化され、マウスの海馬依存性記憶が向上することを見出した(論文審査中)。そしてPlsの経口摂取により、リポポリサッカライドを介したグリア細胞活性化とアミロイドβ(Aβ)の蓄積が軽減され認知機能が改善された。また、NF-kBとc-Mycシグナル伝達経路を介して老化やストレス、炎症によりこれらの脂質がどのように減少するかも明らかにした。これは私達の健康におけるPlsの様々な役割を知る手がかりとなるかもしれない。さらに、記憶のプロセスをよりよく理解するためにマウスの脳における神経栄養因子のエピジェネティック調節も研究している。

自由記述の分野

生理学

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公開日: 2019-03-29  

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