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2017 年度 研究成果報告書

クロマチン調節因子に着目した胃癌(特にEBV関連胃癌)の病態解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K19074
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 人体病理学
研究機関東京大学

研究代表者

阿部 浩幸  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (40708632)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード胃癌 / EBV / ARID1A / EZH2
研究成果の概要

胃癌、特にEBV関連胃癌におけるARID1AとEZH2の役割を、in vitro実験及び外科手術材料の形態学的研究の両面から行った。
マイクロアレイでは胃癌細胞株にARID1Aをノックダウンすると細胞増殖やDNA合成を促進する遺伝子発現変化が起きることが分かった。胃癌切除検体の非腫瘍粘膜において多数切片で免疫染色を行うと、ARID1Aが消失した微小な病変が複数見出され、EBV関連胃癌の発生素地となっている可能性が示唆された。EBVに感染した胃癌細胞株でEZH2はSTAT3メチル化を引き起こしていること、EBV関連胃癌でEZH2過剰発現が予後不良因子となることを見出した。

自由記述の分野

人体病理学

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公開日: 2019-03-29  

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