研究課題
若手研究(B)
C型レクチン受容体(CLR)は、活性化型CLRと抑制型CLRが知られており、自己・非自己由来のリガンド認識を通じて、生体恒常性の維持や免疫活性化・制御に深く関与している。本研究では抑制型CLRに焦点を当て、真菌感染応答における役割を明らかにした。抑制型CLRは、Candia菌種などを認識し、糖鎖成分を認識することが明らかになった。またこれら真菌を感染させた際、抑制型CLRはマクロファージおよび好中球からのサイトカイン産生に関与することが明らかになった。
糖鎖生物学