ICTを活用した胆道閉鎖症早期発見のための便色判定システム構築については、iPhoneアプリ“Babyうんち”を開発し、2016年8月にリリースした。アプリに内蔵されている判別アルゴリズムについては、5例の疾患例を含む40例の便色写真を用いた精度判定の結果、感度と特異度はともに100%で、優れた便色識別能力を有する。費用対効果分析については、全国展開されている便色カラーカード法、沖縄県・長崎県の一部で実施されている尿採取による硫酸抱合型胆汁酸測定法、iPhoneアプリ“Babyうんち”法の効果の比較検討するために現在解析中である。
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