血液塗抹標本より血球形態に基づいて白血病細胞を純化する新しい手法を確立した(Int J Hematol. 2017;106(1):55-59.)。また小児急性骨髄性白血病(AML)の低リスク群において、CXCR4遺伝子高発現が予後不良因子となることを明らかにした(Pediatr Blood Cancer. 2016;63(8):1394-9.)。さらに小児・成人MLL再構成AMLにおいて、新規CCND3遺伝子変異を同定し、CDK4/6阻害が有望な治療法となること、共存変異の存在が予後不良因子となることを明らかにした(Blood Adv. 2018;2(21):2879-2889.)。
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