今後の研究の推進方策 |
今年度は,収集され凍結保存されている7歳児の尿検体から,有機リン系・ネオニコチノイド系農薬の濃度を測定する。 測定する物質・代謝物は,有機リン系(DMP, DEP, DMTP, DETP, DMDTP, DEDTP),ネオニコチノイド系(DIN, NIT, THM, IMI, CLO, IM-2-1, ACE, THD)のうちのいずれかである。 測定は,H29年12月末までに完了予定である。 アウトカム(ADHD傾向)に関する情報はすでに収集済みであり,データ整理も完了しているので,代謝物の測定結果が揃った段階で,統計解析を実施し,ADHD傾向との関連を検討し,論文を執筆する。
|