研究課題/領域番号 |
16K19256
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
章 ぶん 福島県立医科大学, 医学部, 助教 (80736760)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | バイオマーカー / 生活習慣病 |
研究実績の概要 |
前年度は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により避難区域等に指定された13市町村のうち、栄養に関するバイオマーカー検査の対象者として楢葉町に在住40~89歳男女を選定した。28年の9~10月に、楢葉町40~89歳男女を対象として特定健診を行なうとともに、栄養に関する血清鉄、血清マグネシウムのバイオマーカー検査も実施した。今は、楢葉町住民の特定健診データとバイオマーカーデータの整理、統合を完了し、バイオマーカーと生活習慣病との関連を解析中です。また、13市町村住民を対象として食物摂取頻度調査票も作成中です。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
予定よりやや遅れている。主な原因は、食物摂取頻度調査票の作成や修正など、予想以上の時間かかると思う。
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今後の研究の推進方策 |
避難区域等に指定された13市町村住民を対象として食物摂取頻度調査票により自己記入式の形で詳細な食事調査を行う。避難住民における、震災前後の健診成績 (血圧、BMI、総コレステロール、中性脂肪など)の変化と食事により各栄養素および血清鉄、血清マグネシウム、の関連を検討する。
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次年度使用額が生じた理由 |
前年度で実施予定であった避難区域等に指定された13市町村住民の食事調査は29年度実施することになった。
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次年度使用額の使用計画 |
避難区域等に指定された13市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、 浪江町、葛尾村、飯舘村、伊達市)の住民を対象として食物摂取頻度調査票により自己記入式の形で詳細な食事調査を行う際に出張旅費、謝金などとして使用予定です。
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