研究課題
若手研究(B)
地域在住女性を対象に、筋肉量の分布が全筋肉量と独立して骨折リスクを上げるか検討した。570人を対象に、筋肉量の分布と新規発生椎体骨折の関連を検討した結果、下肢筋肉量/全筋肉量が1SD減少すると全筋肉量と独立して新規発生椎体骨折のオッズ比が0.697(95%CI 0.500-0.970)となった。他の筋肉量の分布指標と新規発生椎体骨折は有意な関連を示さなかった。本研究では、筋肉量の分布が、全筋肉量と独立して骨折リスクと関連することが示唆された。
予防医学