研究課題
若手研究(B)
唾液はしばしば犯罪現場等に残される体液であるが、これまで有効なmiRNAマーカーがなかった。本研究では唾液の中で特にエクソソームに含まれるmiRNAの唾液マーカーへの可能性を明らかにするために、唾液と唾液エクソソームの1088種類のmiRNAの量を比較し、大きく量が異なるものがないか調べた。その結果、唾液エクソソームと唾液で存在量が10倍以上異なっていたmiRNAが85種類見つかったが、発現量差には大きな個人間のばらつきが観察された。
分子生物学