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2019 年度 研究成果報告書

がん化学療法中の制吐剤定期的時間差療法と光療法を利用した制吐療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K19315
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 内科学一般(含心身医学)
研究機関香川大学

研究代表者

植村 麻希子  香川大学, 医学部, 助教 (00710188)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードchronotherapy / phototherapy
研究成果の概要

がん化学療法患者における菌血症発症症例を網羅的に解析したところ、菌血症による死亡が16.2%(17/105例)にみられ、それらの症例は30日以内に死亡していた。菌血症の発症時間の分布を調べたところ時間帯による生存日数の差はみられなかったが、菌血症の発症時間を日中(8時~16時)と夜間(16時~翌朝8時)の二群に分けて生存時間解析したところ、夜間発症群の方が日中発症群より生存率が低い傾向がみられた。

自由記述の分野

Hematology

研究成果の学術的意義や社会的意義

がん化学療法患者における菌血症の治療成績が発症時間帯で異なることが示され、宿主の睡眠状態や日内変動がそれを左右することが示唆された。今後のがん化学療法支持療法の介入タイミングに参考となる。

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公開日: 2021-02-19  

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