研究課題
若手研究(B)
Ras阻害剤の慢性肝炎治療開発のため研究を行った。それにより、自己免疫性肝疾患で特に原発性胆汁性胆管炎(PBC)でRas阻害剤が有用である可能性が示唆された。PBCのリンパ球ではN-Ras分子の高発現が認められ、それが炎症性サイトカインの産生を強く制御していた。これにRas阻害剤を用いることでPBCの炎症を抑制し、その病態改善を改善させる可能性を示すことができた。
肝臓額