研究課題
若手研究(B)
60例の大腸癌患者の唾液,癌部及び正常粘膜から検体を採取した.それぞれの部位におけるFusobacterium属の存在割合を種レベルで比較した.Fusobacteriumの相対存在率は癌部で8.9%,非癌部で3.3%と,癌部で有意に高かった(p<0.05).検出されたFusobacterium属をさらに種レベルで比較するとFusobacterium nucleatumの検出率は唾液で96%,大腸癌で93%だった.
大腸癌