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2017 年度 研究成果報告書

肺サーファクタント蛋白質Dによる変異型EGFR制御機構の解明と臨床応用

研究課題

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研究課題/領域番号 16K19461
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 呼吸器内科学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

長谷川 喜弘  札幌医科大学, 医学部, 助教 (90643180)

連携研究者 高橋 素子  札幌医科大学, 医学部, 教授 (00303941)
高橋 弘毅  札幌医科大学, 医学部, 教授 (60231396)
佐久間 裕司  札幌医科大学, 医学部, 准教授 (10364514)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード肺サーファクタント蛋白質D / 変異型EGFR / 肺がん / 糖鎖 / レクチン
研究成果の概要

研究代表者はSP-Dが野生型EGFRの糖鎖に結合し、リガンド結合を阻害することで、EGFシグナルを抑制することを報告した。また変異型EGFRの肺腺がん患者の解析では、血清SP-D高値群で全生存期間が延長していた。本課題では、SP-Dはリガンド非依存性の変異型EGFRのシグナルを抑制することがわかった。SP-Dは変異型EGFRのリガンド非依存性の二量体形成を阻害するだけでなく、二量体形成非依存性の活性も抑制した。SP-DとEGFR-TKIを併用すると相加的な細胞増殖抑制効果を認めた。SP-Dの変異型EGFR抑制作用は、血清SP-D高値の患者の良好な予後に繋がっている可能性が示唆された。

自由記述の分野

呼吸器内科

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公開日: 2019-03-29  

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